Jykk HOW TO SNOWSCOOT® #7 パウダーライディングの楽しみ方
- HOW TO
Jykk Snowscootがお届けするウィンタースポーツギアSNOWSCOOT®(スノースクート)のHOW TOシリーズ!
第7弾は、ウィンタースポーツのひとつの醍醐味とも言える「パウダー(新雪・深雪)ライディング」について、基本的なテクニックや注意点をご紹介します。
ふかふかのパウダースノーで自由自在にライディングできるようになると、ゲレンデの非圧雪ゾーンやツリーランなど、楽しめるフィールドが広がります。 圧雪とはまた違った気持ちよさを、楽しんでいただければ嬉しいです!
基本は圧雪と同じ滑り方
実は、パウダーだからといって特別なことをする必要はほとんどありません。スノースクートに乗る位置、視線、滑り方全て、圧雪を滑る時と同じで大丈夫です。
ひとつだけ意識したいのは、「面で滑る」ということ。 エッジを立てて傾けすぎると不安定になりやすいので、「ずらし」のテクニックを使い、「面で滑る」イメージで滑ると安定して曲がることができます。
滑るラインをイメージしよう
滑る前に、斜面全体を見て、滑るラインをイメージしましょう。 特に、自然の地形に近い場所や、ツリーランなどでは障害物や斜面変化も多くなります。
安全に、そして気持ちよく滑るには、初めのイメージが大切です。 自分があげたスプレーで前が見えなくなっても、慌てずに滑ることができますよ。
このテクニックは不整地でも使えるので、雪面が荒れてきた時も意識してみましょう。
スピードが大事
パウダーライディングにおいてスピードは必要不可欠。 ある程度のスピードがないと、沈んでしまったり、不安定になったりと、楽しむことができません。
スピードを維持するために、基本的には大きめのターンを心がけると良いでしょう。
「かかとで雪面を踏む」と浮いてくる
場所によっては大きなターンができなかったり、雪が深すぎて沈んでしまうこともあるでしょう。 そんな時に使えるのが、「かかとで雪面を踏む」テクニックです。
滑りながら、膝、腰、足首を使って上下動し、かかとで雪面を踏んでみましょう。 雪の中で踏んだ部分が小さなキッカーのようになって、飛び出すような感覚で自然と浮いてきます。
この動きを自由自在にできるようになると、狭い場所でもスピードコントロールができます。
大きなターンとはまた違った面白さも、味わうことができますよ。
色んなところで滑ろう
圧雪でのライディングも、パウダーでのライディングも、それぞれがそれぞれに良い影響を与えてくれます。 あまりこだわらずに色んなコンディションで滑ること、そして何より楽しむことが、上達への近道です。
パウダーボードで快適に
パウダーライディング動画 ある程度の積雪なら、どんなボードでも楽しむことができますが、パウダーライディング用に開発されたパウダーボードを使うと、より快適に滑ることができます。
ジックスノースクートのパウダーボードはP-1。ちょっと大きすぎるかな、という方にはAP-2もおすすめです。 浮力が全く違うので、ぜひ試してみてくださいね!
注意:スノースクートから降りると危険
積雪が多い時は、スノースクートから降りると腰まで埋まってしまい、身動きが取れなくなることがあります。 立ち止まる時はなるべくスノースクートから降りないように気をつけましょう。
ライディング中もできるだけ転ばないように、自分のコントロールできる範囲で、安全に滑りましょう。
注意:無理をしない
とても楽しいパウダーライディングですが、新雪(深雪)では、転倒による窒息や立木への衝突など、様々な危険性が潜んでいます。 無理をせず、自分のレベルに合わせて少しずつチャレンジしましょう。
ゲレンデ内でも、あまりに多くの降雪があった時は、できるだけグループで、お互いの安全を確認しながら滑ることをおすすめします。
色々経験を積んで、色んな楽しみ方をしてください!