
Jykk HOW TO SNOWSCOOT® #1 スノースクートをする時の服装・装備|Jykk公式How to ムービー
- HOW TO
今シーズン、JykkSnowscootでは週に1回程度、How to ムービーを公開していきます。
スノースクートをやってみたいなと検討中の方や初心者の方はもちろん、上級者の方も、教える時の参考やご自身の確認に役立てていただければ幸いです。
第一弾は、服装・装備のお話です。昨シーズン、文章とイラストの記事でもアップした内容ですが、細かい説明を追加してアップデートしていますので、ぜひムービーもご覧ください!
Jykk HOW TO SNOWSCOOT® #1 服装・装備
スノースクートは、スノーボードやスキーなど、他のウィンタースポーツと同様の服装で楽しむことができます。特別な装備は必要ありません。
このHow toでは、スノースクートをする際に必要な服装や装備、注意点などについてご説明します。
ブーツ

まずは一番質問の多いブーツから。
スノースクートはスノーボードやスキーと違い、ビンディングで足を固定することがないので、長靴や防水のスニーカーなど、濡れないものであればどのような靴でも使用することができます。
その中でもJykk Snowscootでは、快適性と操作性、そして安全性の面から、スノートレッキングシューズ、またはスノーボードブーツの使用をお勧めしています。
スノーブーツ、スノートレッキングブーツと呼ばれる種類のブーツであれば、保温性が高く軽量で、脱ぎ履きも楽で素早くできるので、気軽にスノースクートを楽しむことができます。履き替えずに行き帰りの車を運転することも可能です。
このHow toで使用しているサロモンのスノートレッキングブーツやheadのブーツは、Jykk Snowscootの販売店やオンラインストアでも購入することができます。
他にも、アウトドアメーカーなどから様々なブーツが販売されているので、お好みに合わせて選んでみてください。保温性があり、雪上で滑りにくく、足首の動きを妨げないものがおすすめです。
また、キッカーやジブなどのフリースタイルや、クロスレースに興味がある方には、足への負担軽減や怪我防止のためにも、スノーボードブーツをおすすめします。
スノーボードブーツは、スノートレッキングシューズに比べると脱ぎ履きに時間がかかり、全体的に大きく硬さもあるため、気軽さは損なわれてしまいますが、着地の衝撃を和らげ、足首をしっかり守ってくれます。
また、足とブーツがしっかり一体化することにより、踏み込んだ時の力を効率よくボードに伝えることができるので、レベルアップを目指すライダーさんにもおすすめしたいブーツです。
スノーボードブーツも、メーカー、モデルによって様々な特色があります。硬すぎるモデルだと足首の動きが制限されすぎると感じることもありますので、しっかり試着して、自分に合った、硬すぎないものを選ぶと良いでしょう。
既にスノーボードをされている方なら、いつものブーツでそのまま楽しんでいただけます。
なお、スキー用のハードブーツやステップイン式のスノーボードシューズのような、ソールが固く滑りやすい靴は適しません。
ウェア

スノースクートでも、スノーボード・スキー同様にスノースポーツ用のウェアを着用します。
山の天候は変わりやすいので、このようにレイヤリング、重ね着で工夫して、ゲレンデでも油断せずに寒さ対策をしっかりしましょう。
ウェアの中に着るものは、好みに合わせてどのようなものでも良いのですが、ウィンタースポーツに適した機能的なインナーを選択すると、より快適にスノースクートを楽しむことができます。
特に重要なのがファーストレイヤー。直接肌に触れるインナーのことを、ファーストレイヤーと呼びますが、これはウールやポリエステルなど、汗を吸収しやすく、それでいて乾きやすい素材のものを使用するのがおすすめです。綿素材のものは吸水性は良いのですが乾きにくく、身体を冷やしてしまうこともあるので注意です。
グローブ

こちらもスノーボード・スキー同様に、スノースポーツ用のグローブを使用します。スノースクートはハンドルを握りますので、他のスノースポーツよりもグローブに負担がかかり、どうしても劣化が早くなります。できるだけ縫製がしっかりした、滑りにくく、ハンドルが握りやすい形状のものだとベストです。
操作性を考えるとこのような5本指タイプのものがベストですが、ミトンタイプのものでも問題なく使用できます。
ミトンタイプのものは保温性が高いので、寒い日や寒い地域、標高の高い場所で滑る時には特におすすめです。寒さがかなり厳しい時のために、オーバーグローブと呼ばれる、グローブの上に重ねるための、防水性や防風性の高いグローブも市販されていますので、普段お使いのグローブの上に重ねて使用するのも良いでしょう。
春スキーの時期には逆に、薄手のグローブを使うと快適です。
ゴーグル

ゴーグルは、雪が降っている時だけでなく常に着用しましょう。 滑走中の風やゴミなどから目を保護し、 レンズの色によっては視界をクリアにする効果もあります。
フェイスマスク・バラクラバ

こちらのフェイスマスク・バラクラバは、寒さや風雪から顔を守ってくれるのでひとつあると便利です。
ヘルメット

スノースクートに限らず、ウィンタースポーツでは転倒や立木への衝突などで頭部を打ってしまう危険性ががあります。
万が一に備え、ヘルメットの着用をおすすめします。
近年、世界的にゲレンデでのヘルメット着用が推奨されるようになってきました。おしゃれで軽量、被りやすいヘルメットも多く発売されているので、ぜひチェックしてみてください。
このように、ゴーグルを抑えるパーツがついているヘルメットもあります。
プロテクター

スノースクートにはフレームがあるので、転倒時やバランスを崩した時などに、膝やすねをぶつけてしまうことがあります。
安全に楽しむために、膝を守るニーガード・膝パッドの着用を特におすすめします。長さの無いブーツを使用している方は、すねを守るシンガードもあるとさらに良いでしょう。
転んだ時におしりを守るヒッププロテクターや、他の部位のプロテクターも、できるだけ着用するのがおすすめです。
スノースクート側につけるパッドもありますので、お好みに合わせて使用してください。
携帯工具

滑走中、ネジの緩みなど、 何らかの異常が発生した場合に すぐに対応できるよう、 工具を携帯されることをおすすめします。JykkSnowscootの完成車には、携帯工具が付属しています。
リーシュコード・フットストラップ

ゲレンデを滑る際、リーシュコードとフットストラップは必ず装着してください。 滑走可能ゲレンデはリーシュコード・フットストラップ装着を前提に滑走許可がおりているところがほとんどです。
リーシュコードは消耗品のため、シーズンごとの交換をおすすめいたします。
このように、リーシュベルトをパンツの下に装着すると、見た目もスマートで目立ちません。マナーを守り、安全にスノースクートを楽しみましょう。
特別な装備なしで気軽にはじめられるスノースクート。ぜひ楽しんでくださいね!