麻生航太の自信作がついにリリース!初のシグネーチャーモデル「AK-1」開発に込めた想い
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Jykkライダーの麻生航太です。ついに、僕の夢が叶いました!
今回のマガジンでは、今シーズンより新しくラインナップに加わった、僕のシグネーチャーモデルのボードセット「AK-1」について紹介したいと思います。
最高のボード「X-1」でライディングした約10年間を経て、自分の理想を考えるように。
パークでのライディングがメインの僕は、10代前半から昨年までの約10年間、Jykkのレジェンドライダー「ニコ(Nicolas Pillin)」のシグネーチャーボードである「X-1ボード」(通称ニコボード)でライディングしてきました。
X-1ボードは発売されてからもう10年経ちますが、数年に一度グラフィックが変更されるくらいで、シェイプは変わらず今も販売されています。根強いファンも多く、愛されているボードです。
パークライディングにおいての限界値が高すぎて、本当の意味で乗りこなせるライダーが出てこなかったと言ってもおかしくないくらい、最高のボードだからだと思っています。
そんなボードに乗っていて、僕も僕なりの理想のボードを求めるようになりました。
もう少し太かったら着地が安定するのに。
スイングウェイトを軽量化できたら、テールウィップの回転速度が上がるのに。
1つのボードでパウダーもフリーランもパークもグラトリも全部できたらいいのに。
柔らかさの中に力強さも。
取り回しの良さを活かしつつ安定感も。
そんなワガママな要望を実現するために、色々なボードも試しながら、じっくり考えました。
求める全てのコンディションに対応する事ができるボードを目指して
AK-1の一番のこだわりポイントは、リアボードの形状に隠されています。
キャンバーボードの安定感やパキッと感は良いけど、もっとヌルヌル動いてほしい。
フラットボードは、楽に乗れるけど、反発がもっと欲しい。
そんなキャンバーとフラット、二つの形状の良い所を取るために、AK-1のリアボードには、キャンバーの2点の接雪部分に4cmのフラットを入れたハイブリッドキャンバーを採用しました。
・グラトリに必要な取り回しの良さ
・パウダーでの浮力、操作性
・フリーランでの安定感や粘り強さ
・パークでの着地の安定やスイングウェイトの軽さ
これら全てを実現した、求める全てのコンディションに対応する事ができる、パーク寄りのオールラウンドボードが完成しました。
グラフィックには、ニコに対してのリスペクトを込めて。
今回グラフィックについても案を出させてもらう事が出来て、ニコに対してのリスペクトから初代ニコボードのグラフィックに少し似せたブルーベースのデザインに、ライディング中にガッツリソールを見せたくなるような派手なグラフィックに仕上げてもらいました。
ノーズ先端には僕のサインも入ってるので、出来ればステッカーとかで隠さずにしてもらえたら嬉しいです。笑
パークライダーだけでなく、初級・中級のライダーにもオススメの一本に。
僕は、「難しいボードをいかに乗りこなすか」、と言うよりは、「簡単なボートをいかに自分のスタイルで乗りこなすか」って事を重要視しています。
パークライディングが好きなライダーにはもちろん乗ってみて欲しいけど、基本的に柔らかくてクセのないボードだから、初級・中級のライダーにもオススメの一本に仕上がりました。
長年の夢だったシグネーチャーモデルのリリース。
これからも色んなモデルを開発していきたいけど、その1作目で最高のボートが完成したので、全部最高で嬉しいです。
僕の自信作、ぜひイベントや試乗会でどんどん試してもらえたら嬉しいです。
もしどこかのゲレンデで僕に会ったら、気軽に「貸して!」って声をかけてください。喜んでお貸しするので、一緒に滑りましょう!
ぜひJykk公式オンラインストアやお近くの販売店さんでもチェックしてみてください!