小栗 ‘白石’ 貴大のスノースクートヒストリー「前編」|山頂に置いていかれて雪に埋もれた初日から9mキッカー攻略までの軌跡
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Jykk Snowscoot ライダーの小栗 ‘白石’ 貴大です。
早速ですが、今日公開されたばかりの僕のウェルカムエディット、見ていただけましたか?
まだの方はぜひ!
今シーズンよりJykkチームに仲間入りさせていただきましたが、ちゃんとした自己紹介ができていなかったので、僕がスノースクートを始めた頃から今までのことを書きたいと思います。まずは前編です!
小栗 (白石) 貴大
本名は小栗ですが、どちらの名前で呼ばれても反応します。
1991年7月生 28歳
ホームゲレンデ:ダイナランド/スノーヴァ羽島
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JYKK SNOWSCOOT / Sandbox / 鎧武者(エビスニット) / Dynaland / Bigcity
中学3年の夏からBMXに乗り始めてパーク・ストリートメインで乗ってます。
スノースクートは2015-16シーズンの2月ごろに始めました。
スキー場に行ったことがなく、名古屋が地元なので冬も殆ど雪が降らず、足首より上に雪が積もってるのを見たことがない。といった状態でしたが、BMXでお世話になっているマツイサイクルの店頭にスノースクートが並んでいるのを見て、これで飛んだら楽しそうだなーと感じて思い切って購入しました。
最初の一台は、15-16モデルのONEでした。
初スノースクートは、マツイサイクルの店長達に岐阜県 郡上市のスノーウェーブパーク白鳥高原へ連れて行ってもらいました。
いま思うと、ドパウダーで当たり日でした!!
はじめての雪、はじめてのスキー場に感動している時間も束の間、リフトの乗り方だけ教えてもらいリフトに乗車。
リフト乗車中にリフトの降り方を教えてもらい、山頂へ着き無事に下車。
ここで店長から一言
「先滑ってるね!狭いスキー場だから迷子になることもないし大丈夫!」
山頂に置いて行かれました笑笑
BMXやってるし転んでも雪だし大丈夫だろう。と余り深く考えずに自分の感性だけを頼りに滑走スタート。
とりあえずリフト乗り場を目指してみたら、パウダー状態の未圧雪コースに突っ込んでいました。
乗り初めて数十秒でパウダーに突っ込んで、雪に埋もれるという最高のスクートデビューです。笑
その後何度か白鳥高原へ行ってますが、この時突っ込んでいったコースは急斜面すぎて滑れなかったです。
個人的な感想だと、これくらいスパルタの方が上手くなるし楽しいと思います。笑
今見返すと、意味わからないところで転んでますね笑
その日のうちにコースを覚えて、なんとか滑り降りられるようになりました。
山頂に置いて行かれたのが悔しかったので、後日何度か1人でスキー場へ行き、パークは素通りしてオープンからラストまで、ひたすらフリーランをするという、今では考えられない修行のような滑り方をしていました。
何度か滑りに行ったあと、ある程度滑れるようになったのでパークに入るようになりました。
通っていたスキー場には小さいサイズのキッカーがなく、いきなり9mキッカーへのチャレンジでした。
BMXでの感覚で飛べるかな思ったけど、9mにもなるとスピード域が違いすぎるので最初は派手なクラッシュ祭り…
この頃の写真はこんな感じのしか残っていません笑
でも何度か挑戦してついにメイク!!
この頃は、教えてくれる人もいなかったので、ノリと気合いで直下ったらなんとかなりました。ちゃんと着地をバックサイドに合わせられて気持ちよかったです。笑
僕はBMXでもクラッシュ慣れしているのでなんともなかったですが、初めてキッカーにチャレンジする時は小さめのものからはじめることをおすすめします笑
というわけで、キッカーを飛べるようになった僕が、その後トリックを覚えるまでにどんなことがあったか…後編をお楽しみに!!
年末年始はAP-2ボードを持って白馬などに遠征中です!そのレポートも後日公開します!!