恐怖心を打ち消してくれるオフトレ施設『長野ブラッシュ』をお勧めする3つの理由
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スノースクートマガジンをご覧の皆様こんにちは。
あと1ヶ月でシーズンインなのでワクワクしている小栗(白石)です。
先日、長野県の北信地方 小布施町にあるオフトレ施設「長野ブラッシュ」へ行ってきたので、施設の紹介や利用方法、お勧めする理由を紹介をしていきます。
まずは施設の紹介と利用方法を紹介していきます。
長野ブラッシュとは?
ジブがメインのオフトレ施設です。
細かくて柔らかいブラシは転倒時の擦り傷などを軽減する効果があり、さらにブラシの下にはクッションマットが敷いてあり衝撃を吸収してくれます。
激しく転んでも痛みが少なく怪我をしにくいので、オフシーズンに効率の良い練習をすることができます!
先日行った際も、このブラシのおかげで恐怖心が無くなり、レールでニュートリックをメイクすることが出来ました。
長野のほかに埼玉・湘南にブラッシュがありますが、今回の記事では長野ブラッシュの利用方法について記載していきます。
埼玉・湘南ブラッシュでのスノースクート利用方法は各自でご確認ください。
スノースクートの装備や服装
スノースクートの装備としては、板のダリング(エッジをヤスリなどで丸めること)が必須です。
また、エッジが破損していたり激しく損傷している板は使用できません。
ダリング加工は現地でスタッフの方に行ってもらえますが、このマガジンで度々紹介している”必要ない部分を削ってコントロールしやすくする”ダリングとは違い、施設保護のためにゲレンデで滑る際に必要な部分もディスクグラインダーで一気に削ってしまうことになります。
ゲレンデで使用するのは厳しい状態になりますので、使い古したボードを用意して行くことをおススメします。
服装はヘルメット必須です。
他は特に決まりはありませんが、季節に合わせた快適な格好をするといいと思います。
僕が行った時期(9月末)は、まだ残暑で暑かったので上はロンTと半袖の重ね着で下は薄いジャージでした。
プロテクターは、ゲレンデで滑る時と同じものを着用しています。
アイテム紹介
長野ブラッシュは、ボックスや低く設置された塩ビ管の置いてあるボックスレーンと、レールと塩ビ管が置いてあるレールレーンの2つのレーンがあります。
それぞれ完全に分離されているので、初心者から上級者まで安心して滑ることが出来ます。
ボックスは幅広のものと少し幅の狭いものがあり、2つともリップよりボックスが下がっているので、ボックスに引っかかる心配が全くない安心安全設計です。
塩ビ管もかなり低めに設置されているので、サイドインの練習に最適だと思います。
僕はここで逆サイドからのサイドインや、ロックスライドの練習をしました。
レールが置いてあるレーンは、6mほどのレールと少し高めに設置された塩ビ管があります。
ゲレンデと同じような状態で設置されているので、ここのレールに乗れたらゲレンデでも問題なく滑れると思います。
単管パイプが2本並列になっているタイプなので、しっかりと面で捉えやすくなってます。
それぞれのレーンの先には、バンクもあるのでこんな感じでバンクトリックも練習することができます。
以上が施設の利用方法やアイテムの紹介です。
長野ブラッシュでの練習をお勧めする3つの理由
上記で触れている点もありますが、僕が長野ブラッシュでの練習をお勧めする3つの理由を述べていきます。
① 転んでも痛くないので恐怖心を打ち消してくれる→効率の良い練習が出来る
② 仲間が出来る
③ 周辺で観光が出来る
以上の3つです。
①効率の良い練習が出来る
こちらについては施設の紹介などでも述べていますが、実際に転んでみると驚くほど痛くないです。
長袖長ズボンを着ていれば擦り傷も防ぐことができます。
恐怖心があると、変なところに力が入り身体が硬くなってしまい、いい動きが出来ません。
長野ブラッシュは恐怖心を打ち消してくれるので、力を抜いてリラックスして練習することが出来ます。
どれくらい転んでも大丈夫なのかという動画がこちらです。
受け身を取ることは意識してますが、激しめな転び方をしても擦り傷・打撲・ムチ打ち一切無しです。
ただ、プロテクター無しでボックスやレールに当たると痛いので、しっかりとプロテクターは着用した方がいいです。
また、スタート場所付近にスマートフォンを置いて動画を撮影出来るような台があります。
動画を撮影すると1本ごとに自分の滑りを確認して、動きの修正ができることも、効率の良い練習に繋がります。
② 友達が出来る
オススメする理由の2つ目は、友達が出来ることです。
長野ブラッシュはレーンが2つありますが、アイテムが1つのワンメイクなので他の方との距離が近いです。
長野ブラッシュの雰囲気も良いのでお客さん同士で会話することも多く、休憩中などに話しかけたり、話しかけられたりで、顔見知りになることが多いです。
長野ブラッシュやゲレンデなどで再会すると、自然と会話が弾み一緒に滑る事もあります。
こうしてオフトレ友達や長野方面で滑る時の友達が増えていき、長野のゲレンデに単独で滑走しに行っても充実した日を過ごせるようになりました。
③周辺で観光ができる
オススメする理由の3つめは、周辺で観光ができることです。
長野ブラッシュの近くには、戸隠・志賀高原などのドライブコースや、30分圏内に多くの温泉もあります。
僕はウィンターシーズンも滑った後は温泉でスッキリしてから帰りたい派なので、オフトレで遠征するときも現地での温泉やご飯を楽しみにしています!
この時期のオススメは、朝イチで戸隠の紅葉散策をして蕎麦を食べ、昼から長野ブラッシュでオフトレをし、夕方に小布施温泉に入り、温泉施設で食事をして帰宅というプランです!
キャンプ場もいくつかあるので、キャンプ好きな方はキャンプ泊もいいと思います!
最後にお知らせです!
今シーズンもダイナランドのライダーとして活動することになりました!
ダイナランドではスノースクートの全面滑走可能です!
また、レンタルも行っているので、まだスノースクート持ってないけど滑ってみたい方にもオススメです!
スノースクート体験会や、ボードの試乗会も開催予定なので、日程などが決まり次第お知らせします!