写真や映像を撮るとスノースクートが絶対に上手くなる。撮影のススメ&雪山撮影で使える機材
- COLUMN
こんばんは。SnowscootMagazine編集担当のナオキングことガマンナオキです。最近BMXのフレームを新しくしてますますBMXが楽しくなった今日この頃です。フレームは先日このマガジンでも紹介した中村輪夢モデルにしましたよ!
とにかく軽いしリアが短いのでフロントが上げやすい!乗り換えてすぐにバニーホップの高さが過去最高を記録しました。
100日後にフィーブルできるわたし
FLIGHT FRAME🥀2日目
段差越え:徐々に角度を小さく
ゴーストフィーブル:ついに克服💪
トレイル&フェイキー:過去イチ🥳
バニーホップ:高さVol.7ついにクリア🚀😭組みコーンも怖くなくなったからVol.8はこれで🔥
りむフレームめっちゃいい!
42日目 / あと58日 #BMX pic.twitter.com/X1Lg8YrILe— Naoki (@55naoking) June 21, 2020
前回の投稿に書いた「100日後にフィーブルできるわたし」も継続中。この後フロントの上げ方など色々改善しようとしてみたら迷子になったりもしましたが、闇期間を経て改善後もちゃんと跳べるようになりました。毎日乗っているので他の動きも徐々にいい感じになっているように感じます。(当社比)
残りは約30日。頑張ります!
そんなBMXにどっぷりの生活を送っている中、先日ライダーが遊びに来てくれて久しぶりにBMXの撮影をすることができたのですが、改めて撮影の重要性を感じたので今回は「撮影のススメ」というテーマで書くことにしました。
今使用している機材について知りたい!という声もいただきましたが、今回はその前に、これまでやってきたこと、使ってきた機材、そしてそれでどんなものが撮れたか、などにフォーカスして行きます。
はじめに。スノースクートライディングにおける撮影の重要性
「写真や映像を残す」ということはライダーにとって大きな意味を持つものだと考えています。スポンサーの広告塔として、自分のライディングを作品として残していく活動は、プロのライダーには無くてはならないものです。
プロでなくても、写真や映像を撮ると、例えばトリックの形や、スノースクートならライディングフォームなど、客観的に自分を観ることができます。
それは時に自分の理想とかけ離れていたりもしてショックを受けることもありますが、よりかっこよく滑りたい、もっと形を追求したい、という気持ちが強くなるでしょう。
気に入らなかった場合、その場で何度もチャレンジすることもあれば、さらに練習を重ねてから再撮影することもありますが、どちらにしても前より良いものが撮れた時の喜びはひとしおです。
また、「撮影している」と思うといつもより攻められるのも大きなポイント。度を超えた無茶はよくないですが、少しのプッシュを続けているのといないのとでは、スキルアップのスピードがかなり変わります。
実際、毎週Youtubeをアップしていた頃はみんなメキメキと上手くなっていきました。
スノースクートで楽しんでいる時に、わざわざカメラを回すのは面倒に感じるかもしれません。ですが得られるものがかなり多いのは事実です。毎回でなくても、時々は撮影してみることをおすすめします。
次からは、わたしが実際に使ってきた機材についてご紹介していきます。みなさんの次シーズンに向けた撮影機材リサーチの参考になれば嬉しいです。
スノースクート、最初の撮影はガラケーのカメラだった
今はBMXをメインとしたフォトグラファーとしてお仕事をさせていただいていますが、以前より素人ながらムービーや写真の撮影をしてきました。特にスノースクートは映像や写真が少ないので、できるだけ撮ってSNSにあげたりしていましたが、初めはガラケーのカメラでした。撮るのはちょっとした記録写真、思い出写真くらいでしたね。
ちゃんとした写真を撮りたくなってコンデジ購入
ガラケーではやはり画質が悪く、吹雪で暗かったりすると全く撮れなくなるので、コンデジを購入しました。CanonのPowerShot G10という、コンデジだけど露出やシャッタースピード、ISO感度などが調整できる、一眼レフに近いモデルです。コンデジにしてはちょっと高めの6万円弱だったと思います。このニコの写真とかがその頃の写真です。今ならiPhoneでもこのくらい撮れそうですね。
G10はウェアのポケットにも余裕で入るし画質は綺麗だしでかなり重宝しました。この時はまだカメラバッグを背負って滑るというイメージがなかったので、一眼レフにはしませんでした。
Youtubeの撮影・編集をはじめたのでハンディカムへ
その後、思いつきでYoutubeを始めたのが2010年の終わり。それから3年くらいずっとソニーのハンディカムで撮影をしていました。コンデジのG10も併用していましたが、この頃はムービーがメインでした。
今はiPhoneでも良い映像が撮れるので出番がなくなりましたが、やはりムービーカメラ。ズーム等のしやすさは歴代No.1でした。
今見ると映像のクオリティが低くて恥ずかしいですが、楽しそうなやつを載せておきます。東北ライダーのライディングもすごいです。進化した今のライディングもまたしっかりしたカメラで撮りたいです。
一眼レフ購入も、使い勝手の悪さでしばらくiPhoneで
ハンディカムで3年頑張り、画質の悪さに耐えきれなくなってきたのでついに一眼レフを購入。初めに買ったのはCanonの70Dでした。…が、雪山で一眼レフを持ち歩くという不便さと、パウダーライディングでスプレーが上がった時にオートフォーカスが迷子になる問題がうまく解決できず、出番は少なめ。
iPhoneのカメラの進化が素晴らしく、YoutubeもiPhoneで撮っていました。
ハンディカムより綺麗に撮れるなんて、もうiPhoneでいいんじゃないかという感じですよね。
仕事として写真や映像を撮る(印刷物にする、広告になる)、などでなければ十分だと思います。
寒いとバッテリーの消耗が激しいので、貼るホッカイロをつけておくとGoodです!
現在は一眼レフ、GoPro、時々iPhone
そんな機材遍歴を辿ってきたわけですが、現在は写真を仕事にさせていただいているのでメインは一眼レフです。初めに買った70Dから進化して今はCanonの5D mark4をメインに使用しています。あれほど気分が乗らなかった重い機材を背負って滑ることにもすっかり慣れました。(でも雪山では持ち歩く機材は最低限にしています!)
ムービーを撮る時はGoProやiPhoneを使うこともありますが、写真が多めのここ数シーズンです。
スノースクートライダーのみなさんが青森に来てくれた時や大会のときにはにはタイミングが合えば撮影したりしているので、過去の写真もよろしければぜひ見てください!
来期はみなさんが撮った写真や映像でコンテストなんかもできたら楽しそうですね。
雪山での撮影は時に過酷ですが、充実した時間を過ごせるのでぜひチャレンジしてみてください!
今、ストロボなどのアップデートを進めているので現在の機材の詳しい話はまたの機会に紹介したいと思います。今月はBMXの写真を撮る予定がまだまだ入っているので、引き続き楽しみつつ、追求しつつ、頑張ります。