我満隆おすすめボードセットアップのご紹介!フロントP-1&リヤG-2orAP-2、ぜひお試しを!
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JYKK SNOWSCOOT ライダーのガマンタカシです。
前回も書きましたが先週は北海道へ行ってきましたよ。
イベント2日目もたくさんのライダーさんにお集まり頂き、楽しい時間を過ごすことができました。
ガマンタカシスペシャルレッスンもおかげ様で大好評。
“楽しく、分かりやすく”をモットーにこれからもスノースクートの楽しさを伝えていきたいと思います。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました!
さてさて、僕と入れ替わるように今週はライダーの麻生航太と小栗貴大が札幌入りしています。
札幌大通公園にて行われている『白い恋人PARK AIR』にインビテーションされデモンストレーション!
2人ともナイスなパフォーマンスで観客の皆さんを沸かせたようです。
是非2人のインスタグラムをチェックしてくださいね。
アソウコウタ
ようやく待ちに待った⁉寒波が日本列島に入ってきましたね!
僕の住む青森も辺りが真っ白になりました。
雪がなかなか降らないシーズンなので、ここまで出すに出せないでいたパウダーボードについて書いてみたいと思います。
言ってしまえば新雪、深雪にはパウダー系ボードがお勧めです。
スタンダードなG-1ボードと比べると長さ、太さが全く違います。
単純にボードを変えるだけでスムーズに、そして気持ち良くパウダーライディングを楽しめます!
パウダーライディングのためには正直に言ってココはお金をかけるべきところです
(ディープパウダー時はパウダーボードで滑っています)
JYKKスノースクート製品にはパウダー向けボードセットが2種類あります。
まずは『P-1ボードセット』
見た通り存在感のあるフロントボードは圧倒的な浮力で深雪滑走をサポート。
それに対しリヤは少し細くし、テールを短くしてあります。
斜面に対してリヤが沈みやすくピッチングが前のめりになり難く視線が安定します。
テールが短いことにより取り回しが良く、スピードコントロールし易い特性で、急斜面が苦手なライダーさんにもお勧めです。
『AP-2ボードセット』
このボードセットも優等生的なパウダー系ボードになります。
完成車にもセットされ販売されているので使用しているライダーさんも多いのではないでしょうか?
AP-2ボードはとてもオールマイティで圧雪ゲレンデから深雪パウダーまでコレ1セットで十分に楽しめるポテンシャルがあります。
フロント、リヤ共に少し長めでフロントがロッカー形状、リヤがフラットロッカー形状で浮力を得る設計ですが、しなやかな特性で余計な引っ掛かりや長さを感じさせない操作性。
ターンもしやすくスピードコントロールも容易です。
ぶっちゃけAP-2でどこでも滑れます!
僕の地元、八甲田でもこのボードで十分に楽しむことが出来ますよ。
とまあ上記の2種がセット販売されているパウダー系ボードなのですが、僕の好きなボードセット(正しくはボードの組み合わせ)を紹介したいと思います。
マニアックなスノースクートファンの方ならピンと来ると思いますが、僕がパウダーライディングをするときは 『フロントにP-1、リヤにG-2』というセットアップで滑っています。
リヤボードの長さは短めですが、JYKKボードでは一番太いのです。
それに太いP-1フロントを組み合わせることにより十分な浮力が得られます。
この組み合わせは普段から滑り込んでいるG-2ボードの操作性が身体に染みついているので、”いつものままのコントロール性でパウダーも楽しみたい”という事なんです。
では何故コントロール性に重きを置くのか。
広い斜面、喰われていない面ツル斜面ならデカいボードなら楽に気持ち良く滑れます。
極端ですが、デカければデカいほど浮きます。
楽です。絶対楽しいです。
しかしながらシーズン中にそのようなパウダー面ツルシチュエーションで滑る機会はほんの数回。
パウダー狙いでスキー場へ行っても時間も経てば喰われた不整地になっていたり、またツリーランするために林へ入ったりしますよね。
実際にそのような状況で滑っているタイミングや時間のほうが多いので、状況を見極めてコントロールの効いた滑りをすることが転倒を防ぐことに繋がります。
特にツリーランなんかでは立木への衝突のリスクも高くなります。
咄嗟の場面で停まる、曲がることが出来る。
質の高いコントロール。それが意のままに出来ることは非常に重要だと考えています。
またイメージしたラインを滑ることや狙ったところに当て込んだりスラッシュしたり、滑りにスタイルを出していくこともとても大事だと思うので、普段のゲレンデでもしっかりコントロールすることを心掛けて滑っています。
そんな感じでいつも使っているボード“G-2”をベースにフロントボードを‟P-1”に変更することにより、パウダーライディングでも快適に、コントロールの効いた楽しい滑りをすることができます。
もう一つの気に入っているボードの組み合わせがあります。
『フロントにP-1、リヤにAP-2』
リアがG-2の時よりも全長が長くなる組み合わせです。
長い分、取り回しが少し悪いですが、とにかく浮力が欲しい、大きなバーン、斜度が緩くスピードを乗せていきたい時などはこの組み合わせもベターです。
上記2種類の組み合わせもできるように、”P-1フロントボード”のみの別売りの設定もあります。
ウインタースポーツの醍醐味の一つであるパウダーライディング。
気持ち良く楽しむためにも是非パウダー系ボード試してみてください!