スノースクートの大会・イベントってどんなものがあるの?試乗会などで質問の多い大会やイベントについての総まとめ
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夏真っ盛り。みなさんお盆休みはエンジョイできましたか?
暑い日が続いていますがあと3ヶ月もするとスキー場オープンの知らせも届きはじめますね。
今回のマガジンでは、試乗会などで質問の多い「スノースクートって大会とかあるの?」という疑問にお答えすべく、スノースクートで出られる大会やイベントなどについてまとめてみました。
雪不足や大規模イベントができない状況に対する不安もあり、まだ次のシーズンがどんなシーズンになるか予想ができない状況ではありますが、状況の改善を祈りつつ、次のシーズンは何か大会にもチャレンジしてみようかな、という方の目標になれば嬉しいです。
シーズンが始まると雪解けまではあっという間です!今から準備して体力つけておきましょう!
スノースクートの大会・イベントはスキーやスノーボードとほぼ同様
おおまかに言うと、スノースクートでもスキーやスノーボードと同じように、フリーランイベントやフリースタイル(キッカーやJIBなど)、レース(クロスやスラロームなど)などの大会に参加することができます。
スノースクートのみの大会やイベント、というものは少ないですが、各地で行われるスキー・スノーボードの大会にスノースクートクラスを用意してもらえることも増えていますし、特にカテゴリがなくても、協会主催の大きな大会などでなければ交渉次第で参加できることも多いです。
次項から、ジャンル毎に詳しくご紹介していきます。
まずはここから!みんなで滑ろう!がメインのフリーランイベント
おそらく一番多く開催され、参加もしやすいのがこちら。スノースクートライダーみんなで集まって滑りましょう、という趣旨のフリーランイベントです。各地の販売店さんやスキー場関係者さん、有志の方など、主催は様々ですがシーズン中は毎月どこかで行われています。
ただ滑るだけでももちろん楽しいですが、色々なライダーさんに会って教え合ったり、刺激し合ったり。スノースクートを通じて全国各地に仲間ができるので、さらにスノースクートが楽しくなること間違いなし。試乗会やスクールと併催の場合も多いので、ひとりででも、お友達や家族とでも参加しやすく、初めたばかりの方や滑り方を見直したい方にも最適です。
お近くで開催されることがあれば参加してみてはいかがでしょうか?(状況が許せば、ちょっとした旅行がてら遠方のイベントに参加するのも楽しいですよ!)
初心者でも参加しやすいレース「スラローム」
「大会」の中でおそらく一番参加しやすいのがこの「スラローム」。斜面にフラッグを立て(旗門-きもん-と呼びます)蛇行するようなコースを作り、ひとりずつ滑ってタイム計測で速さを競います。レベルは様々ですが、オリンピックなどでTV中継される、スキーの「大回転」と同じです。
レベルが高い大会だとコースの斜度が急で、雪質もアイスバーンだったりしますが、初心者も子どもも楽しめるようなコース設定になっている参加しやすい大会も各地でたくさん開催されています。接触することがなく、自分のペースで滑ることができるので、初めて大会に参加する方でも気軽に参加できるでしょう。
通常のスラロームの他に、コースが2つ用意され、2人同時にスタートして速さを競う「デュアルスラローム」、コース全体がバンクになっている「バンクドスラローム」などもあります。デュアルは隣のコースの人とのせめぎ合いが楽しいですし、バンクドは速さだけでなくターン時にスタイルを出しやすいので人気があります。
パーク好きにはこちら!フリースタイルのイベント・大会
キッカーやJIBの大会からパークをみんなで流すファンライドイベントまで、各地で様々な形で開催されるフリースタイルイベント。スノースクートでフリースタイルイベントに参加するライダーはまだ少ないので、かっこいいトリックをメイクすれば会場も盛り上がります。スノースクートクラスが設けられていなくても、主催者の方に聞いてみれば参加できることも多いですよ。
ちょっとチャレンジング!?だけど楽しいクロスレース
そしてクロスレース。バンクやロール、大会によってはキッカーなど、起伏のあるコースを複数人同時スタートで競うレースです。ひとりで滑るのとは違い緊張感がありますが、そのスリルがたまらない、という声も。見ている方も勝敗がわかりやすいのでとても盛り上がるジャンルです。
スノーボードの大会と併催が多く、大会によってはプロ戦のコースを滑ることができる時も…!無理は禁物ですが、単純に勝ち負けだけではなく、自分にとって少しチャレンジングなコースを攻略できた時の達成感も素晴らしいものがあります。
難しすぎないコースでの大会も増えていますし、前日にレッスンキャンプ(練習会)が行われることもあるので、フリーランやパークでキッカーを飛ぶことに慣れてきたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
また、常設のクロスコースがあるスキー場もありますし、大会後数日間開放される場合もあります。チャンスがあったら安全に配慮してぜひ入ってみましょう。
他にもこんな楽しみ方が。撮影会やBCツアー
ここまで、大会やイベントについてご紹介してみましたが、ショップ主催などでBCツアーや撮影会などが行われることもあります。イベント情報はこのWebサイト及びJykkSnowscootのSNSでも随時お伝えしていきますが、小さな集まりなどは告知されないことも。ショップやスキー場での繋がりを大切に、情報アンテナを張り巡らせておけば、知る人ぞ知る楽しいイベントに出会えるかも!?
今は我慢の時ですが海外での大会参戦や夏の南半球でのライディングなど、海外でスノースクートを楽しむための情報も、状況を見てまたご紹介したいと思います。
国内の状況もまだどうなっていくかわからない部分が多いですが、色々な変化はあれど、良い雪に恵まれ、充実したシーズンになることを祈りましょう!