カスタムSnowscoot| Jykkライダー我満隆のスノースクート用ハンドルバーの話「幅のカスタム編」

  • SETTING
  • PRODUCTS
  • FROM RIDER
FROM 我満 隆7526 views

☃️明けましておめでとうございます☃️
JYKKスノースクート ライダーのガマンタカシです。
今年もどうぞ宜しくお願いします🙌🏻

僕の地元、青森は年末の寒波でようやく纏まった降雪がありました。❄️🏔❄️🏔❄️
いつものシーズンに比べるとかなり雪が少ないことには変わりありませんが、このお正月は気持ち良くパウダーライドできましたよ。

やっぱりパウダー最高!

最高!

さてさて、今回のマガジンのネタは

しばらく前にライダーのコウタくんが自身のハンドル幅について書いていましたよね。

なので今回は僕のハンドルバーの幅について書いてみたいと思います。

まずは使用しているハンドルバーについて。
僕はBMXブランドのBSDのZing Barオーバーサイズを使用しています。
こちらのバーとオーバーサイズシステムについては以前このマガジンでご紹介しました。

身長が170cmで、ハンドルバー単体の高さが9.25インチ(235mm)。
ステムはトップロードステムをベタ下げ。
ハンドル幅 26.8インチ(680mm)にカット。

高さは高めだと思います。

今回は幅についてのみ解説します。

幅は広くはないですね。狭過ぎず、広過ぎず、といった感じです。

一般的にはハンドル幅が広いと”抑えが効く”

低いハンドル位置も”抑えが効く”

というイメージだと思います。

長年ライディングをしてきて色々とハンドル幅を試してきた結果、幅が広過ぎたりバーの位置が低いと僕の乗り方の場合、抑え込もうとすればするほど突き上げを喰らったり、エッジングがナーバスになったり、雪面の凹凸でハンドルバーが振られてしまい頭が揺れる、視線が定まらない、腕のストロークが十分に使えない等々上手くライディングすることが出来ずにいました。

ハンドル幅について大事だと思っていることは、

ライダーにしっかりと雪面からのインフォメーションがあること。
フロント周りのエッジの効きが敏感過ぎないこと。
凹凸を越えたときに身体が振られにくいこと、振られすぎないこと。

“ちょうど良い幅” は腕のストロークをしっかり使え滑りが安定します。

サスペンションがないスノースクートは自分自身がサスペンション。その自分サスを効率的に使いたい。
で、その ”ちょうど良い幅” とは?

突然ですが、みなさん、腕立て伏せをしてみてください。

A.手と手の間隔を狭くして腕立て伏せ

B.手と手の間隔を広くして腕立て伏せ

C.自分が1番楽に腕立て伏せできる幅

A,B,Cのうち、

どれが1番楽ですか?

どれが1番効率的ですか?

僕の場合はC、そしてその幅が700mmなのです。
その幅を基準にして、パーク遊びも大好きなのでトリックのことも考えバランスを取った結果が680mm

腕立て伏せしてみるとこの幅が1番腕のストロークがある。
ターンの時や色々な地形、セクション等でも吸収や荷重移動、パンピングがしやすく、スクートが前に出ます。

「地形の変化、雪面の変化に対して、面に合わせやすい(バックサイドに合わせやすい)」こともとても重要で、いまの僕のライディングスタイルだと680mmという幅がベストです。

感じ方には個人差があると思いますし、ライディングスタイルによっては合わない方もいると思います。

またハンドルバーをカットすると元には戻せなくなるのでリスキーな部分もありますが、ライディングに悩んでいたり、何か変化が欲しいと思っている方には是非ハンドルバーのカスタムも楽しんで欲しいなと思います。

ロックオングリップを使用している場合には、カットする前に固定位置を変えてライディングテストすることも出来るので、是非色々と試してみてください👍

ハンドルバーの高さ、セッティングについては次回!お楽しみに!!

関連記事一覧

COLUMN

写真や映像を撮るとスノースクートが絶対に上手くなる。撮影のススメ&雪山撮影で使える機材

こんばんは。SnowscootMagazine編集担当のナオキングことガマンナオキです。最近BMXのフレームを新しくして…

FROM Naoki Gaman 4218 views
COLUMNFROM RIDER

This is my Hometown!! 八甲田バックカントリー

JYKK SNOWSCOOT ライダーのガマンです。 先日、4月1日は八甲田バックカントリーへ行ってきました。 今年もた…

FROM 我満 隆 5634 views
RIDING REPORTFROM RIDER

北海道白い恋人PARK AIRトリップレポート中編|ニセコヒラフ~オーンズ

こんばんは!JykkSnowscootライダーの小栗です。 引き続き、2月の前半に行った北海道トリップの様子をお伝えして…

FROM 小栗 '白石' 貴大 4556 views
INFORMATIONPRODUCTS

「ONE-D Glitch」最もオススメしたいベストセラーモデル「ONE-D」がリニューアル!

「ONE-D」がリニューアルして登場! JykK Snowscoot の中でもベストセラーモデル「ONE-D」がついにニ…

FROM JykkSnowscoot R&D 5047 views
PRODUCTSHOW TO

【2019年版】スノースクート用ハンドルバーの選び方・人気BMXバー5選

この記事は2019年公開の記事です。 最新のおすすめハンドルバーをピックアップし新たに記事を公開しております。 2022…

FROM 吉田コオ 9935 views
PRODUCTSCOLUMNFROM RIDER

カスタムSnowscoot|[BSD Gorilla Grip]オーバーサイズハンドルバーのススメ

こんにちは!Jykk Snowscootライダーの我満です。夏真っ盛り、スノースクートはオフシーズンですが、そんな時は来…

FROM 我満 隆 8796 views
PRODUCTSCOLUMNFROM RIDER

自分に合ったポジションにするともっと乗りやすくなる!SnowScootStationよりハンドル周り各種アイテムのご紹介

Jykk スノースクートライダーのコウタです!! SnowscootStationのスタッフをやりながら、休憩時間やお休…

FROM 麻生航太 8283 views
HISTORYCOLUMNFROM RIDER

小栗 ‘白石’ 貴大のスノースクートヒストリー「前編」|山頂に置いていかれて雪に埋もれた初日から9mキッカー攻略までの軌跡

Jykk Snowscoot ライダーの小栗 ‘白石’ 貴大です。 早速ですが、今日公開されたば…

FROM 小栗 '白石' 貴大 5725 views

人気記事ランキング

MAINTENANCEHOW TO

How toメンテナンス|Snowscootのエッジ調整をし…

28475 views
HOW TO

基本がわかれば安全に練習できる!初心者向けスノースクートの滑…

25632 views
HOW TO

Jykk HOW TO SNOWSCOOT® #1 スノース…

24752 views
RIDING REPORTHOW TOFROM RIDER

Snowscoot Jibs|ちょっとしたHow toと共に…

24316 views
PRODUCTSFROM RIDER

カスタムSnowscoot| 72cm幅にカット!Jykkラ…

24286 views
HISTORYCOLUMN

HAPPY NEW YEAR 2020!2020年はじまりの…

23252 views
RIDING REPORTHOW TOFROM RIDER

成功出来るイメージをしてから、出来ると信じて挑戦する|小栗'…

23245 views
COLUMNFROM RIDER

“10FISルール” 知っていますか?国際スキー連盟が定める…

19642 views
MAINTENANCE

How to メンテナンス|スノースクート唯一のベアリングパ…

19401 views
MAINTENANCE

シーズン終了のメンテナンス #2|オフシーズンの保管は居間が…

16637 views
HOW TO

難しそうに見えるけど実は簡単!スノースクートでリフトに乗ろう…

12985 views
HOW TO

スノーボードやスキーとほぼ一緒でOK!スノースクートをするた…

11910 views
MAINTENANCEHOW TO

How toメンテナンス|Snowscootのエッジ調整をし…

11805 views
PHOTO&MOVIECOLUMN

「Can-Can / No Foot Can-Can 」足の…

11776 views
PRODUCTSHOW TO

乗り味が大きく変化する!スノースクートのカスタムに最適なBM…

11261 views

掲載時期別に見る

フリーワード検索