基本の「ストレートジャンプ」をイチから見直し中。麻生航太の2020オフシーズンは気合い入ってます!
- COLUMN
- FROM RIDER
こんにちは!コウタです!梅雨明けした地域もあり、夏本番ですね!
レッスンイベント「FLY AROUND」は残念ながら中止に。
今回のマガジンは7月25日・26日に企画していたウォータージャンプでのレッスンイベント「FLY AROUND」のレポートをお届けするつもりだったのですが、残念ながら中止となってしまいました。
「FLY AROUND」はまた冬に、雪の上でのレッスンイベントとして開催する予定です。詳細が決まり次第僕のSNSやこちらのマガジン、イベントページ等でお知らせしますのでぜひよろしくお願いします!!
最近は基本の「ストレートジャンプ」を見直しています
という訳で、今回は最近の練習内容について少し書いていきたいと思います。
去年のこの時期はニュージーランドに行っていました。ニュージーランドでは、約2ヶ月の滞在で毎日パークで滑り込んでとても練習になったし何より楽しかったので、来年はまた行きたいです!
今年のオフシーズンは海外には行けず。大学も卒業し仕事もあるので大阪ウォータージャンプO-airに週1〜2回通って練習しています。
次に習得したいトリックはトリプルテールウィップと720。ずっと練習しているけどなかなかできず、色々と試したり考えたりしてみた結果、シンプルに対空時間が足りないことが一番の要因なのではないか?というところに行き着きました。
よって、思い切ってストレートジャンプの見直しをすることにしました!
「足元」から、「テール」へ。飛び出しのタイミングを変えました。
キッカーの名称についてわからない方はこちらの図を参考にしてください。
キッカーを飛ぶとき、これまで僕は、足元にリップが来た時に踏み切るイメージでテイクオフしていましたが、その踏み切りのタイミングを、足元ではなくテールがリップに来るまで待つようにしてみました!
このようにタイミングを変え、テールがリップに来るまでを待つことができると、板にプレッシャーがかかって勝手に撓みます。テイクオフ時にそれを解放すれば、撓んでいたボードが弾けて高く飛べる、というイメージです!
テイクオフのタイミングを50cm弱くらい後ろにしただけなのですがその差は歴然。テールのギリギリまで待ってテイクオフできた時の高さと浮遊感は、足元で踏み切った時と全く違います。
これは平地でバニーホップをする時の動きと同じなのですが、キッカーを飛ぶときにはバニーホップをするわけではありません。自分はタイミングを合わせるだけ。全てのタイミングが合えば、スノースクートがびっくりするくらい軽く感じることができ、高さを出せます。
但しタイミングがかなりピンポイントになり、合わせるのは相当難しいです。少し早いと高さが出ないし、遅すぎると抜けてまくれてしまいます。これは何回も繰り返してタイミングを体で覚えるしかないので、このオフシーズンの間にしっかり自分のものにしたいと思っています!
これがいつでもできるようになれば、トリプルテールウィップと720も夢ではないはず…。頑張ります!
このように、じっくり基本の見直しができるのもオフトレの良いところ。冬は短くあっという間に終わってしまうので、今のうちにやっておきたいですね。
スノースクートのオフトレには他にも室内ゲレンデやBMXなど他にもたくさんあるので、レベルアップして次のシーズンを迎えられるよう、一緒にがんばりましょう!質問などあれば気軽にSNSなどでメッセージください!