カスタムSnowscoot| Jykkライダー我満隆のスノースクート用ハンドルバーの話「高さのカスタム編」

  • SETTING
  • PRODUCTS
  • FROM RIDER
FROM 我満 隆1223 views

JYKK SNOWSCOOT ライダーのガマンタカシです。
前回のマガジンでは僕が使用しているハンドルバーの幅について書きました。

今回は僕のハンドルバーの高さ等のセッティングについて書いてみようと思います。

雪山って100%同じ状況は無いオフロードだと考えています。
身体はとても良く出来たアクティブサスペンション。
その動き、ストロークを有効に使えるようにハンドルバーの高さを決めています。
下の写真をご覧ください。

普段乗っている時と同じ位置に立ちます。
「気をつけ」の姿勢から手をハンドルバーに伸ばし、グリップに指がかかる高さにしています。
ちなみに角度はヘッドチューブに対して気持ち立つ程度。パンプが強く入ります。

これは身体の各稼働部が一番伸びた状態。
つまり身体のストロークを有効に使えるようにという考え方です。
実際に滑る時は、身体をサスペンションとして考えると”縮み側” “伸び側” のどちらにも対処できるようにリラックスしながら少し身体を小さく縮めた感じがニュートラル姿勢になります。

まずはこの高さを基本に、”バニーホップ” が安定して跳べる、もしくは ”テールプレス” がやり易いように微調整しています。

バニーホップと書くと、”パークライディングしません” とか “ジャンプはしないので” と思うライダーさんも居ると思います。
しかしこの動きは加重抜重をしっかりと使った動きの、ある意味で究極の動き。
リヤボードのしなりを感じる、しなりを使うという意味でもとても重要です。
この動きをターンに応用することでボードの性能をフルに引き出す事ができます。

バニーホップをマスターすることはスノースクートライディングに於いて上達の近道になると言っても過言ではありません。

View this post on Instagram

I ❤️Bunnyhop 🐇🐇🐇 リヤボードのしなり、反発をしっかり使う。 身体の動きにメリハリ。 けど、力み過ぎない。 基本、ボックスやレールに乗っかる瞬間、リヤからちゃくるのは危ない感じ。 フロント→リヤと送るように置く。 📢音も聞いてほしい。 ジブだけじゃなく、滑るときも雪面や地形にボードの面を合わせにいく滑り方って凄く大事だと思う。 だから夏にBMXに乗るって凄く大事☝🏻 アウトする時もできるだけバニーホップを意識することで、出来る事の幅が広がる🤘🏼 #gamantakashi #jykkjapan #jykk #snowscoot #jib #bunnyhop #ollie #ridersforriders #jykksnowscoot #gaman #snowbmx #winter #aomori #bmx #mtb #supergchannel #himarak #snowscootismylife #青森 #ガマンタカシ #スノースクート #スノースクート動画 #我満商会

A post shared by Gaman Takashi🇯🇵 (@gaman23) on

僕のおすすめは少しバーを高めにセッティングしてあげることですね。
とりあえずは恐怖心が減り、楽に滑ることができます。

スラロームやクロスレースに参戦してきた経験から、速く滑るためには重力以外に何が使えるか?を考えると、ハンドルバーを高くする事により身体のポジションが腰高になり、その位置エネルギーをしっかりとボード、雪面に伝えることが大事だと感じていました。
重心が上がっても僕にとってはメリットの方が多い。
ターンやセクションをこなす時にパンピングがしっかり効いて、ボードがしなり、その後押し出してくれる。
スクートが前に出るイメージです。
ジャンプも安定し、なんと言っても遊び易くなってスノースクートがさらに楽しい!

(パンピングが分かりやすい動画だと思います。)

ハンドルバー位置が高いことによるメリットを書き出してみます。(重複、各々が関連しあうことで生まれるメリットもあります)

•身体のポジションが腰高になり、その位置エネルギーをしっかりとボード、雪面に伝えることが出来ていると感じられスクートが前に出る。

•高めのポジション、腰高のポジションは重力による位置エネルギーを活かした滑りができる。
(レースを考えるとイメージしやすい。例えば同じ機材を使い、他の条件も全て同じだとして、それで相手に勝つためには? 重力以外に何が使えるか?→ 位置エネルギーを有効に使いボードにパワーを貯め、ボードを走らせる)

•斜度が急になっても前のめりにならずリラックスした姿勢をキープしやすい。

•前のめりにならないことにより視覚から来る恐怖心が減る。(視界が広がる)
(視線が落ちて雪面しか見えないような状況だと平衡感覚狂い上手く滑る事ができない。視線が上がることにより景色が視界に入り身体が勝手にバランスを取るようになる。)

•前のめりにならないことでリヤボードをしっかり踏めることになりコントロールが容易になる。

•上半身がリラックスすることにより不整地等で上下の動き(ピッチング)に対して頭が動きにくい。なので視線が乱れにくい。

(写真では分かりづらいですが急斜面です。)

•体幹が安定する。

•パンピングがしっかりでき ”走らせる”ことができる。

•ボードにしっかりとパワーを伝え撓ませることにより、その反発をもらいながら走らせることができる。

•ターンインのリズム、切返しのリズムが取りやすい。

View this post on Instagram

パンプ出来てますか? トラクション(荷重)感じてますか? トラクションを感じ、それに合わせたパンピングをしっかりすることにより、ボードを ”走らせる” ことができます。 リヤボードにしっかりとパワーを伝え撓ませることにより、その反発をもらいながら前へ前へ走らせる。 加重抜重、荷重移動、パンピングを意識することでボードの性能をしっかり引き出すことができ、スムーズな滑り、スピードコントロール、曲がる、止まるができます。 @jykksnowscoot G-2ボードと、特に新しいC-1ボードは ”前に出る” 特性が秀でてます。 気持ち良くライディングできるので是非試乗会等でお試しください。 #jykksnowscoot @jykksnowscoot #gamantakashi #snowscootlesson #snowscootschool #pump #pumptrack #snowscoot #snowscootismylife #jykkjapan #jykk #ridersforriders#realsnowscoot #gaman #snowbmx #winter #aomori #bmx #mtb #ski #snowboard #freestyle #supergchannel #ガマンタカシ #スノースクート #我満商会 #himarak #himarakglove #sabreeyewear #スノースクート動画

A post shared by Gaman Takashi🇯🇵 (@gaman23) on

•パワーを無駄なくボードと雪面に伝えられるので結果的に楽に滑ることができる。

•滑りにメリハリが効いて、体幹も安定するので、斜面変化やギャップ、雪質等のコンディション変化に強い。

•リカバリーがしやすい。

•パウダー滑走時や春雪ようなフロントが喰って詰まってしまいピッチング、ヨーが乱れるようなコンディションでは特に有効。

•ジャンプで水平になるのが早く、トリックを入れるタイミングがとりやすい。

•ジャンプの着地等でバックサイドの角度に、面を合わせやすい。

長くなりましたが、これでもざっくりで言葉足らずな感じもしますね。
まあもう少し細かい理由がありますが、モトクロスやマウンテンバイクをやってきて、それらがスノースクートと共通している事は、初めにも書いたように ”オフロード” “ダート” だという事です。
ゲレンデでの雪質等のコンディション変化や、それによって出来るギャップ、ほんと厳密には100%同じコンディションはありませんよね。
僕はその様な色々なコンディションを的確な状況判断で捌き、コントロールすることにスノースクートの楽しさや奥深さを感じています。
不整地が苦手というライダーさんや、パーク遊びが好き!ってライダーさんは是非バー高めのリラックスポジションを試してみてください!

 

(身体の各可動部が柔軟に動きピッチングか乱れない。斜面に対する上半身の前傾がほとんど変わらず頭が動かない→視線が安定 しているのが分かると思います。)

長年ライディングしてきているライダーさんは自身のスタイルや好みもあり、必ずしも今回書いたことが当てはまる訳ではありません。
また今は他メーカーさん含めボードの種類がたくさんあるので、ボードが違えば踏む位置、踏みたくなる位置も違ってくるのでポジションは変わります。
あくまで参考までに。何かヒントになれば嬉しいです。

関連記事一覧

PHOTO&MOVIE

Sebastien Babineau「COLD CANDY 6」|フォト&ムービーセレクション

こんにちは。BMXライダー兼ジックスタッフのヒデオです。 フォト&ムービーセレクションという事で、個人的な目線で…

FROM 渡邉英雄 423 views
RIDING REPORTPHOTO&MOVIE

目指せオーバーヘッド!少しの新雪で豪快なスプレーをあげる!コース脇や吹き溜まりでのパウダーセッション

こんばんは!SnowscootMagazine編集担当、フォトグラファーのナオキングことガマンナオキです。 今日はお正月…

FROM Naoki Gaman 1036 views
EVENT REPORTPHOTO&MOVIE

クロスレース山形蔵王CUP スノースクートクラスの結果と写真をお届け!

こんばんは!先週末開催されました山形蔵王CUPの結果と写真をお届けいたします! 賞金を賭けた激しいバトル!クロスレース「…

FROM 渡邉英雄 638 views
COLUMNFROM RIDER

地道な積み重ねで恐怖心を克服!ニュージーランドSnowscoot合宿振り返り

こんにちは!コウタです。 今回のマガジンはニュージーランド合宿の振り返りです。もたもたしてたら、帰国から約2ヶ月がたち日…

FROM 麻生航太 751 views
PHOTO&MOVIE

「Candide Thovex skiing The Great Wall of China」|フォト&ムービーセレクション

こんばんは。BMXライダー兼ジックスタッフのヒデオです。 フォト&ムービーセレクションという事で、個人的な目線で…

FROM 渡邉英雄 655 views
SNOWSCOOT CHECKSETTINGFROM RIDER

Jykkライダーのスノースクートチェック|我満隆がG2フレームに変更!マイナーチェンジでよりしなやかな乗り味に。

Jykk Snowscootライダーのガマンタカシです。 1月の後半からフレームを新しいものに変えました! もちろん僕の…

FROM 我満 隆 800 views
EVENT INFO

レース、試乗会、ジャムセッション…シーズン後半もイベントたくさん!!

すっかり春めいてきた最近ですが、スノースクート楽しんでますか? 徐々にシーズンオフされるライダーの方が出てくる時期ですが…

FROM JykkSnowscoot R&D 1070 views
EVENT REPORTCOLUMNFROM RIDER

10歳ながらキャリア5年目の小学生ライダーも参加!ニセコモイワスキーリゾートでイベント開催中です!!

JYKK SNOWSCOOT ライダーのガマンタカシです! 先週からフレームを変えました! モデルはもちろん『STYLE…

FROM 我満 隆 743 views

人気記事ランキング

HOW TO

基本がわかれば安全に練習できる!スノースクートの滑り方(はじ…

2498 views
PRODUCTSCOLUMNFROM RIDER

初心者におすすめのモデルを徹底検証!はじめてのSnowsco…

2477 views
PRODUCTSHOW TO

19-20シーズンスノースクート完成車の選び方|各モデルの違…

2184 views
PRODUCTSCOLUMNFROM RIDER

自分に合ったポジションにするともっと乗りやすくなる!Snow…

2149 views
PRODUCTSHOW TO

ハンドルバーの選び方・人気BMXバー5選

2143 views
HOW TOCOLUMN

Snowscoot × BMX!!ゲレンデで遊ぶ!BMXライ…

2127 views
PRODUCTSCOLUMNFROM RIDER

カスタムSnowscoot|[BSD Gorilla Gri…

1911 views
RIDING REPORTCOLUMN

レーシングドライバー×スノースクート!!「はっちゃんと行く八…

1900 views
HOW TO

スノーボードやスキーとほぼ一緒でOK!スノースクートをするた…

1532 views
HISTORYCOLUMNFROM RIDER

我満隆のスノースクートヒストリー「前編」|スノースクートとの…

1492 views
COLUMNFROM RIDER

This is my Hometown!! 八甲田バックカン…

1467 views
PHOTO&MOVIECOLUMNFROM RIDER

「snowscoot Kota Aso 2018-2019」…

1459 views
PRODUCTSHOW TO

乗り味が大きく変化する!スノースクートのカスタムに最適なBM…

1455 views
PRODUCTSFROM RIDER

インタースタイル行ってきました!&純正パーツ"フットストラッ…

1453 views
HISTORYCOLUMNFROM RIDER

スノースクート滑走可能ゲレンデが増えてきた苗場スキー場に行っ…

1440 views

掲載時期別に見る

フリーワード検索