雪のない大阪でどうやって練習してきたか、小学生時代から大学卒業までの活動を一気にご紹介|麻生航太のスノースクートヒストリー
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こんにちは!Jykk Snowscootライダーのコウタです!
3月末にシーズンアウトしてから早くも1ヶ月以上が経ちました。
ウォータージャンプでのオフトレのことなどをお伝えしたいのですが、STAY HOMEな日々でまだオフトレシーズンインができていません。というわけで、今回のマガジンは僕のスノースクートヒストリーということで、僕がスノースクートをはじめたきっかけやこれまでのことについて書いていきたいと思います!
出会いは小学生の頃。海外ライダーとの出会いで漠然と憧れを持つように。
スノースクートとの出会いは8歳くらいの頃でした。家族と一緒に初めて行ったスノースクートで、なぜかウルトラマンのコスプレをして滑ったらしいです。写真が面白いので載せたかったのですがどうしても見つからず…。見つけたらSNSか何かに載せます。
大阪に住んでいるので雪は馴染みのあるものではなかったし、移動中ずっと寝てたけどスキー場は遠いしで…家族がやっていたのでなんとなく一緒に行って楽しむ、くらいでこの頃はそんなにハマってませんでした。
そんな初スノースクートから数年後、Jykkライダーのニコ達がフランスから来日して初めて海外ライダーのライディングを見て、すごくかっこよくて…!こんな風になりたいなって漠然と思うようになりました。
その時にニコに教えてもらったテールウィップは今でも記憶に残っています。筋トレしろっていうアドバイスももらいました。
昔の写真探してたら、多分小学生の時のウォータージャンプの写真を発見。顔が険しい
スクートがめっちゃ重くて、妹に運ぶのを手伝ってもらっていました。笑
中学の頃は野球一筋。高校の頃から本格的にライダーを目指し始めました。
中学生の時は部活で野球をしていたので滑りに行った記憶は少ないですが、中学3年生の時に飛んだら転けて、鎖骨が折れたのもいい思い出です。
スキー場から病院いく道中、診察中にも動画撮られてたような気がする。笑
高校生になる頃から、スノースクートのライダーになりたいという気持ちが大きくなってきて、バイトをしてお金を貯めて、夏は放課後に電車とバスを乗り継いでウォータージャンプに通ったり。
この頃は家族も皆色々と忙しくなりスキー場に行く機会も減っていたので、冬の週末や冬休みには1人で大阪発のバスツアーに乗ってスキー場に滑りに行ったりしていました。
近くに雪山が無く、まだ高校生で車も免許も無いので正直楽ではありませんでしたが、上手くなりたくてとにかく通いました。せっかく行くからには時間の許す限り滑りたくて、行ったときには1日8時間くらい休憩ほぼ無しで乗り続ける、みたいな生活をしていました。17歳の時には、バイトして貯めたお金で初めてフランスに行って大会に出ました!
ビッグエアとダウンヒルとクロスがあってビッグエアとダウンヒルにエントリー。
ダウンヒルは全体の真ん中くらいで、ビッグエアは日本では見たことのないようなキャニオンで、跳び切るだけでも結構怖かった。
本番は5回飛んでテールウィップしたけど、全部転けて、悲しかった…
歳が近いライダーにも会えたし、世界大会のコースやジャンプのすごさを体験できたし、本当に良い経験になりました。
がっつりライディングできた大学時代。念願のライダーにも!
大学に進学してからは自由な時間も多く、スノースクートにどっぷりの4年間を過ごしました。
夏はウォータージャンプを中心にがっつりオフトレして、冬はJykkのスノースクートステーション で働きながら撮影したり、レッスンしたり。そのタイミングでJykkライダーにもしてもらうことができました!
大学生活で思い出に残ってるのは
2年前にカメラマンと作った映像
去年の夏に行ったニュージーランド
そして、昨シーズン出場させてもらった北海道の白い恋人パークエア!
全部めっちゃいい思い出です!
無事に大学も卒業して、働きながら今まで以上にスノースクートを続けられる環境を整えて行きます。
海外に行ったり、国内でみんなが楽しめるようなイベントしたいなと思っています!
今後のことはまだ分からないけど、そのために今できることはしっかりやって、頑張ります!
次回はウォータージャンプの記事を出せるといいな。色々と大変な時期ですが、みんなで頑張って乗り越えましょう!